分化全能性(読み)ブンカゼンノウセイ

デジタル大辞泉 「分化全能性」の意味・読み・例文・類語

ぶんか‐ぜんのうせい〔ブンクワ‐〕【分化全能性】

totipotency細胞が、個体を形成するあらゆる種類の細胞に分化できること。全能性
[補説]哺乳類の場合、胎盤などの胚体外組織を含む生体のあらゆる種類の細胞に分化できることをいい、受精卵がこの分化能を持つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android