分娩時損傷(読み)ぶんべんじそんしょう(その他表記)injuries of the soft parturient canal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分娩時損傷」の意味・わかりやすい解説

分娩時損傷
ぶんべんじそんしょう
injuries of the soft parturient canal

軟産道損傷ともいう。分娩時に母体の骨産道以外の軟部組織に起る損傷。なかでも会陰裂傷や腟裂傷の発生が多い。頸管裂傷子宮破裂は多量の出血を起し,危険を伴う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android