最新 地学事典 「分子形状選択性」の解説
ぶんしけいじょうせんたくせい
分子形状選択性
molecular-shape selectivity
ゼオライトが各種分子を吸着する場合,吸着分子の運動直径がゼオライトの有効入口径以上なら吸着しない。分子の形状,特に置換基の位置により吸着特性が著しく異なる例が知られている。例えば,H-モルデン沸石,H-ZSM-5へのキシレン異性体の吸着では,p-キシレンの選択性が著しく高い。このように,分子の大きさと細孔径の大きさの相対的な大きさにより発現する反応の選択性をいう。
執筆者:富田 克利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

