分子線磁気共鳴(読み)ブンシセンジキキョウメイ

化学辞典 第2版 「分子線磁気共鳴」の解説

分子線磁気共鳴
ブンシセンジキキョウメイ
molecular-beam magnetic resonance

I.I. Rabiによって考案された分子線による磁気共鳴の実験法をさす.磁気モーメントをもつ分子線が逆向きの磁場勾配をもつ二つの不均一な磁界の中を通ったのち,1点に集束するようにしておく.ビームの一部に高周波磁場をかけ,その周波数が共鳴周波数に一致すると磁気モーメントの方向がかわり,そのためビームの道筋がかわって集束点にビームがこなくなる.このときの周波数から磁気モーメントの大きさを求めることができる.Rabiはこの方法によって核磁気モーメントの値を正確に求めた.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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