分郷八崎村(読み)ぶんごうはつさきむら

日本歴史地名大系 「分郷八崎村」の解説

分郷八崎村
ぶんごうはつさきむら

[現在地名]北橘村分郷八崎

赤城山南西麓に位置し、山麓崖と利根川の間の幅約一・五キロの河岸段丘上にあり、清水しみず峠越往還に沿った街村形態の村。北は八崎村。明和四年(一七六七)八崎村を二分(八崎村の記録では同五年)元八崎もとはつさき村と称した。天明五年(一七八五)以後八崎村が上八崎村と称したのに対し下八崎村と称し、天保一一年(一八四〇)分郷八崎村と改称したと伝える。ただし江戸期の郷帳類では八崎村に含まれ、一村としては高付されていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android