分陀利華(読み)ふんだりけ

精選版 日本国語大辞典 「分陀利華」の意味・読み・例文・類語

ふんだりけ【分陀利華】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] puṇḍarīka の音訳 ) 仏語
  2. 白蓮華の称。ふんだりか。
    1. [初出の実例]「観此八分、以為妙法業分陀利華となす」(出典:本覚讚釈(12C前))
  3. すぐれた念仏行者を白蓮華にたとえたもの。
    1. [初出の実例]「若念仏者 当知、此人是人中分陀利華」(出典:往生要集(984‐985)大文七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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