分離方式(読み)ぶんりほうしき(その他表記)isolation method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分離方式」の意味・わかりやすい解説

分離方式
ぶんりほうしき
isolation method

モノリシック集積回路で,個々素子を電気的に分離する方式のことをいい,p-n接合分離と絶縁物分離とがある。p-n接合分離では各素子と基板との間にp-n接合をつくってすべてのp-n接合を逆バイアス状態に保つ。空乏層が高抵抗状態になって電気的に分離されることになる。この場合,各素子と基板との間に空乏層容量とわずかの漏れ電流がある。絶縁物分離はこのp-n接合の部分を二酸化シリコン SiO2 などに代えたもので,電気的分離がより完全となるが,製作法が複雑である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む