基板(読み)キバン

デジタル大辞泉 「基板」の意味・読み・例文・類語

き‐ばん【基板】

集積回路などに作り上げるための、回路素子を組み込んだり、プリント配線をしたりした板。プリント基板・シリコン単結晶板などがある。プリント回路板

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精選版 日本国語大辞典 「基板」の意味・読み・例文・類語

き‐ばん【基板】

  1. 〘 名詞 〙 電子部品が組み込まれた絶縁体の板。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「基板」の意味・わかりやすい解説

基板
きばん
substrate

トランジスタダイオードなどの能動素子または抵抗コンデンサ導体などの受動素子を上または内部に構成する板状のもの。たとえば,半導体集積回路の場合のシリコン薄板やプリント配線のベークライト板など。また,その上に蒸着気相成長液相成長などで半導体や絶縁体を成長させるための薄板をいい,ガラス,磁器板,半導体などが用いられる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「基板」の解説

基板

コンピューターをはじめ、あらゆる電子機器に入っている板状の部品で、プリント基板のこと。集積回路(LSI)や抵抗器コンデンサーなどの電子部品が板の上にはんだ付けされている。パソコンマザーボードや、拡張カードなどもこうした基板でできている。

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世界大百科事典(旧版)内の基板の言及

【薄膜】より

…しかし,技術的,経済的などの現実的条件から無制限に厚い膜をつくることは困難で,現在,薄膜としてつくられているものの厚さの上限は10μmの桁である(ただし,この上限はしだいに大きくなる傾向にある)。
[製法]
 薄膜の形成は,大部分は固体表面(これを一般に基板という)への気相の凝縮による。この気相は常温で気体のものを用いるときもあり,また固体,液体のものを気化してつくることもある。…

※「基板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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