切り手(読み)きりて

精選版 日本国語大辞典 「切り手」の意味・読み・例文・類語

きり‐て【切手・斬手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「手」は人の意 ) 物を切る人。特に、切ることの上手な人や、首を切る役の人をいう。
    1. [初出の実例]「切手はけせんの彌太郎と云者也」(出典:古事談(1212‐15頃)四)
  3. 切るてだて。切る方法。刀などの使い方
    1. [初出の実例]「元よりゑたる長刀の、切てには、こむて、なぐて、ひらくて、ささなみがへし、水車」(出典:浄瑠璃・金平恋之山入(1684‐88頃か)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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