切り留む(読み)きりとどむ

精選版 日本国語大辞典 「切り留む」の意味・読み・例文・類語

きり‐とど・む【切留】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙きりとむ(切留)
    1. [初出の実例]「牛若殿一人おきあひ、究竟のつは者十二人きりとどめ、八人に手をおほせて」(出典:曾我物語(南北朝頃)八)

きり‐と・む【切留】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 切って殺す。討ちとめる。きりとどむ。
    1. [初出の実例]「有時義朝紫震殿のしもくちにて変化の者をきりとむる」(出典:幸若・伏見常槃(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む