切小判(読み)きれこばん

精選版 日本国語大辞典 「切小判」の意味・読み・例文・類語

きれ‐こばん【切小判】

〘名〙 破損、すり切れで目方不足となり、通用しなくなった小判。きれきん。
※俳諧・大坂檀林桜千句(1678)七「すずかけ衣うち歩なるらん〈均朋〉 たち出る旅路の秋にきれ小判〈益友〉」

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