切留(読み)きりとどむ

精選版 日本国語大辞典 「切留」の意味・読み・例文・類語

きり‐とど・む【切留】

〘他マ下二〙 =きりとむ(切留)
曾我物語(南北朝頃)八「牛若殿一人おきあひ、究竟のつは者十二人きりとどめ、八人に手をおほせて」

きり‐と・む【切留】

〘他マ下二〙 切って殺す。討ちとめる。きりとどむ。
幸若・伏見常槃(室町末‐近世初)「有時義朝紫震殿のしもくちにて変化の者をきりとむる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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