刑の疑わしきをば軽んぜよ(読み)けいのうたがわしきをばかろんぜよ

精選版 日本国語大辞典 の解説

けい【刑】 の 疑(うたが)わしきをば軽(かろ)んぜよ

  1. ( 「書経‐大禹謨」の「罪疑惟軽、功疑惟重、与其殺不辜、寧失不軽」から出た語 ) 罪の疑わしい者を処分する時は、軽い方の刑に従った方がよい。容疑者に対する刑の決め方をいましめたことば。
    1. [初出の実例]「刑の疑はしきをばかろんぜよ。功のうたがはしきをば重んぜよとこそみえて候へ」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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