初午の狸(読み)はつうまのたぬき

精選版 日本国語大辞典 「初午の狸」の意味・読み・例文・類語

はつうま【初午】 の 狸(たぬき)

  1. 初午の日には、狐はもてはやされるが、狸は手持ちぶさたである。他人ばかりもてはやされて、自分相手にされないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「初午(ハツムマ)の晩の狸(タヌキ)をみるやうに、気ばっかりあじにさせやアがるが」(出典洒落本・仕懸文庫(1791)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 タヌキ 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む