…歳旦帳の刊行は俳壇で寛文年間(1661‐73)に始まり,俳諧から漢詩に転じた惟中によって元禄(1688‐1704)初年に漢詩でも試みられ,その習慣が詩壇にも移った。俳諧の歳旦帳は初め横本で丁数も少ないが,しだいに丁数や趣向を競い,元禄以降は中本・半紙本のものも出現し,〈初懐紙(はつがいし)〉〈春興帖〉などと称して,様式も異なってくる。【白石 悌三】。…
※「初懐紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...