デジタル大辞泉
「初立ち」の意味・読み・例文・類語
うい‐だち〔うひ‐〕【初立ち】
1 幼児や鳥のひなが、初めて歩いたり飛んだりすること。
「夏ばかり―すなるほととぎす巣には帰らぬ年はあらじな」〈宇津保・祭の使〉
2 久しぶりに外出すること。
「内裏などにもあまり久しう参り侍らねば、いぶせさに、今日なむ―し侍るを」〈源・葵〉
3 病後、初めて床を離れて歩いてみること。
「枕始めてあがり、杖竹をたよりに寺中静かに―しけるに」〈浮・五人女・四〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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