別保(読み)べつほ

日本歴史地名大系 「別保」の解説

別保
べつほ

「高白斎記」天文二一年(一五五二)七月二七日条にみえ、今川義元の娘との婚姻が整った武田晴信嫡男義信が躑躅が崎つつじがさき館に隣接して新造された西にし曲輪の新屋敷に移り、七月二七日、それまで住んだ別保の本屋敷を駒井高白斎に、門と家を長宝ちようほう寺に与えたことが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の別保の言及

【釧路[町]】より

…東部には太平洋に突出する尻羽(しりは)岬があって厚岸(あつけし)道立自然公園に含まれ,北部には釧路湿原が眺望できる岩保木(いわぼつき)山(120m)と達古武(たつこぶ)沼がある。中心集落の別保(べつぽ)は炭田(現在は閉山)開発とともに開けた町で,内陸の根室本線沿いに位置する。太平洋岸の昆布森がそれに次ぐ集落で,漁業中心である。…

※「別保」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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