旧山梨郡地区
きゆうやまなしぐんちく
甲府市北東部・東部および南東部を占め、市域西方を南西へ流下したのち南東へ向きを転じて流れ、南端で笛吹川に合流する荒川の東岸域にあたる。南東端を平等川がかつての笛吹川流路を南西へ流れる。江戸時代には甲府城下の北方と西方の荒川東岸山間部および同川支流相川流域の二一ヵ村は山梨郡北山筋、東方の愛宕山麓から大蔵経寺山麓にかけての七ヵ村は同郡万力筋、南方の荒川と笛吹川に挟まれた二五ヵ村は同郡中郡筋に属した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 