日本歴史地名大系 「利永村」の解説 利永村としながむら 鹿児島県:揖宿郡山川町利永村[現在地名]山川町利永、開聞(かいもん)町上野(うえの)揖宿郡に所属。山川郷大山(おおやま)村の北西に位置し、当村北東端の鷲尾(わしお)岳(四一一メートル)の東に鰻(うなぎ)池がある。北西は池田(いけだ)湖に面する。利長村とも記される。かつての利永は頴娃(えい)郷仙田(せんた)村(現開聞町)の一方限で頴娃郡のうちにあったが、延享元年(一七四四)に今和泉(いまいずみ)郷が新設される際、仙田村の利永・尾下(おさがり)・上野の三方限が同郷に編入され、利永村となった(文政七年「頴娃郷旧跡帳」県立図書館蔵)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by