刳り貫き(読み)クリヌキ

デジタル大辞泉 「刳り貫き」の意味・読み・例文・類語

くり‐ぬき【×刳り貫き/×刳り抜き】

くりぬくこと。また、くりぬいたところや物。
「桐の―の手炉てあぶりに桜炭がいかって」〈紅葉・二人女房〉

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精選版 日本国語大辞典 「刳り貫き」の意味・読み・例文・類語

くり‐ぬき【刳貫・刳抜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. くりぬくこと。えぐって穴をあけること。また、くりぬいたところや、くりぬいてつくったもの。
    1. [初出の実例]「すべて岩石の間を乗通る漁舟は、大なるも皆々くりぬきにしてあり」(出典:東遊雑記(1789)一三)
  3. 船具一つ。船が停泊しているときに使う替水縄(かえみなわ)。〔和漢船用集(1766)〕

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