手炉(読み)シュロ

デジタル大辞泉 「手炉」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ろ【手炉】

手をあぶるための小火鉢。手あぶり。 冬》彫金花鳥ぬくもる―たまふ/爽雨」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手炉」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ろ【手炉】

〘名〙
正法眼蔵(1231‐53)看経施主まさに雲堂前にて、手炉をとりてささげて入堂す」
② 手あぶりの火鉢。火鉢の小型なもの。てあぶり。しゅうろ。《季・冬》
※俳諧・新類題発句集(1793)冬「誰か子ぞ手炉の蒲団のから錦〈蝶夢〉」 〔張昱‐輦下曲・百二首・其二九〕

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普及版 字通 「手炉」の読み・字形・画数・意味

【手炉】しゆろ

手あぶり。

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