精選版 日本国語大辞典 「制吒迦童子」の意味・読み・例文・類語 せいたか‐どうじ【制吒迦童子・勢多迦童子】 =せいたか(制吒迦)[初出の実例]「制多迦童子の鉄(くろがね)の杖を持て、副て渡り給はむには」(出典:今昔物語集(1120頃か)二〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「制吒迦童子」の解説 制吒迦童子 せいたかどうじ 仏教の守護神。不動明王の脇侍(きょうじ)で矜羯羅(こんがら)童子と対になる。不動八大童子のひとり。性悪をあらわすものとされ,像はおこった紅蓮(ぐれん)の顔につくられる。制多迦童子ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の制吒迦童子の言及 【八大童子】より …八大金剛童子ともいう。一般には,慧光(えこう)童子,慧喜(えき)童子,阿耨達(あくた∥あのくた)童子,持徳(指徳)(しとく)童子,烏俱婆伽(うぐばか)童子,清浄比丘(しようじようびく),矜羯羅(こんがら)童子,制吒迦(せいたか)童子をいう。中国で撰述された偽経〈聖無動尊一字出生八大童子秘要法品〉に記す諸尊である。… ※「制吒迦童子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by