刻糸(読み)こくし

百科事典マイペディア 「刻糸」の意味・わかりやすい解説

刻糸【こくし】

細かい織目の綴錦(つづれにしき)。浮彫のように見えるのでこの称が中国宋代に作られた。院体画影響を受けた花鳥などの絵柄を精巧な技術で織り上げ,鑑賞用にしたものにすぐれた作品が多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

普及版 字通 「刻糸」の読み・字形・画数・意味

【刻糸】こくし

さし糸。

字通「刻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android