刻荒布(読み)きざみあらめ

精選版 日本国語大辞典 「刻荒布」の意味・読み・例文・類語

きざみ‐あらめ【刻荒布】

〘名〙 荒布淡水で煮て日干しにし、強く圧し、小口から鉋(かんな)で削ったもの。
※俳諧・雑巾(1681)独吟「なるらんと食重箱の人たがへ きざみ海帯(アラメ)の寝頭(ねくび)乱るる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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