刻荒布(読み)きざみあらめ

精選版 日本国語大辞典 「刻荒布」の意味・読み・例文・類語

きざみ‐あらめ【刻荒布】

  1. 〘 名詞 〙 荒布淡水で煮て日干しにし、強く圧し、小口から鉋(かんな)で削ったもの。
    1. [初出の実例]「なるらんと食重箱の人たがへ きざみ海帯(アラメ)の寝頭(ねくび)乱るる」(出典:俳諧・雑巾(1681)独吟)

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