削回(読み)けずりまわし

精選版 日本国語大辞典 「削回」の意味・読み・例文・類語

けずり‐まわしけづりまはし【削回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① あちこち少しずつ削って小刀細工をすること。転じて、こせこせと策を弄すること。また、その人。
    1. [初出の実例]「いかにおらが煩ふて居ればとて、あのいしゃのけづりまはしと、かたすみで咡き上る」(出典:咄本・口拍子(1773)了簡違)
  3. ② ( 頭髪を削りまわしているものの意 ) 僧、坊主をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「はれ事事しや、やれそこなけづりまはしか、うぬめいつぞや鞍馬にて」(出典:浄瑠璃・弁慶京土産(1696)二)

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