削花(読み)けずりばな

精選版 日本国語大辞典 「削花」の意味・読み・例文・類語

けずり‐ばなけづり‥【削花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 円木(まるき)の先を薄く、細長く削りかけて花びらの開いたようにしたもの。多く、一二月の御仏名(おぶつみょう)に用いられた。
    1. [初出の実例]「二条の后、〈略〉めどにけづりばなさせりけるをよませたまひける」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四四五・詞書)
  3. けずりかけ(削掛)〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む