前古未曾有(読み)ぜんこみぞう

精選版 日本国語大辞典 「前古未曾有」の意味・読み・例文・類語

ぜんこ‐みぞう【前古未曾有】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「未曾有」は「未だ曾(かつ)て有らず」の意 ) むかしからまだ一度もないほど珍しいさま。古今未曾有(ここんみぞう)。千古未曾有。
    1. [初出の実例]「所々騒擾の听(きこ)えあるに殊更米価の騰貴なる前古未曾有(ゼンコミソウ)に候へば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む