前坊(読み)ゼンボウ

精選版 日本国語大辞典 「前坊」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぼう‥バウ【前坊】

  1. 〘 名詞 〙せんぼう(先坊)
    1. [初出の実例]「以民部卿〈略〉為前坊周忌御態行事」(出典貞信公記‐抄・延長二年(924)二月八日)
    2. 「御母后、延喜三年癸亥、前坊をうみたてまつらせたまふ」(出典:大鏡(12C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android