剣峰(読み)けんがみね

精選版 日本国語大辞典 「剣峰」の意味・読み・例文・類語

けん‐が‐みね【剣峰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火山の噴火口の周辺。主として富士山頂にいう。
  3. 相撲で、土俵円周をかたち作る俵の最も高い部分。土俵の周縁富士山火口壁に見立てたもの。
    1. [初出の実例]「常陸は満身朱を注いで剣(ケン)が峰(ミネ)に踏み止まり」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸山、梅ヶ谷時代の壮観)
  4. 少しの余裕もない、絶体絶命の状態。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む