副島 種臣(読み)ソエジマ タネオミ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和「副島 種臣」の解説

副島 種臣
ソエジマ タネオミ


肩書
外務卿,内相,枢密顧問官

別名
幼名=龍種 通称=副島 二郎 号=副島 蒼海(ソエジマ ソウカイ)

生年月日
文政11年9月9日(1828年)

出生地
肥前国佐賀(佐賀県佐賀市)

経歴
明治の元勲。23歳の時兄・神陽の主唱する楠公義祭同盟に参加、31歳の時、佐賀藩士副島和忠の養子となる。元治元年(1864)致遠館(長崎)学監となり、宣教師フルベックに欧米事情を学ぶ。慶応3年大隈重信らと脱藩、討幕運動に加わるが捕えられ、謹慎処分をうける。明治になると新政府の参与、制度取調局判事、参議。明治4年渡欧の岩倉具視に代わって外務卿を務める。6年征韓論を唱えて辞職、7年板垣退助らと民選議院設立建白書を提出したが、その後運動から離れた。9〜11年清国を漫遊し、書道への造詣を深める。17年伯爵。19年宮中顧問官、21〜23年、25〜38年枢密顧問官。25年第2次松方内閣の内相をつとめた。能書家として知られる。「蒼海全集」(全6巻)がある。

没年月日
明治38年1月31日

家族
父=枝吉 忠左衛門(国学者) 兄=枝吉 神陽(義祭同盟主唱者) 息子=副島 道正(衆院議員)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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