道正(読み)どうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道正」の解説

道正 どうしょう

1171-1248 鎌倉時代の僧。
承安(じょうあん)元年生まれ。曹洞(そうとう)宗。藤原顕盛(あきもり)の子。清水谷公定(きんさだ)の養子左近衛(さこんえの)少将だったが,源平の争乱の際出家し道元に師事。貞応(じょうおう)2年明全(みょうぜん),道元らと宋(そう)(中国)にわたり,天童山ほかを歴訪,また漢方医薬の製法をまなび帰国。京都に薬屋道正庵をひらいた。宝治(ほうじ)2年7月24日死去。78歳。俗名は隆英。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android