副腎髄質ホルモン(読み)フクジンズイシツホルモン

デジタル大辞泉 「副腎髄質ホルモン」の意味・読み・例文・類語

ふくじんずいしつ‐ホルモン【副腎髄質ホルモン】

副腎髄質から分泌されるホルモンアドレナリンエピネフリン)・ノルアドレナリンノルエピネフリン)の2種があり、その前駆物質であるドーパドーパミンなどのカテコールアミンを含めていうこともある。

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精選版 日本国語大辞典 「副腎髄質ホルモン」の意味・読み・例文・類語

ふくじんずいしつ‐ホルモン【副腎髄質ホルモン】

  1. 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 副腎髄質から分泌されるホルモン。アドレナリンのこと。

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栄養・生化学辞典 「副腎髄質ホルモン」の解説

副腎髄質ホルモン

 副腎の髄質が分泌するホルモンすなわちエピネフリン,ノルエピネフリン.

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世界大百科事典(旧版)内の副腎髄質ホルモンの言及

【アデニル酸シクラーゼ】より

…高等動物において重要な活性化因子はホルモンである。副腎髄質ホルモン(アドレナリンノルアドレナリン)や膵臓ペプチドホルモン(グルカゴン)による活性化はよく知られている。これらのホルモンにより酵素の触媒活性は高まり,その結果ATPより生成するcAMPの濃度が上昇し,グリコーゲン分解の促進,および血糖量の上昇がひきおこされる。…

【ホルモン】より

…他の魚類は11‐デオキシコルチゾルか11‐デオキシコルチコステロンを分泌する。(9)副腎髄質ホルモン 副腎のカテコールアミン生産組織から分泌されるもので,ノルアドレナリンアドレナリンがある。一般に高等脊椎動物ではアドレナリンを多く分泌する。…

※「副腎髄質ホルモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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