割元(読み)ワリモト

デジタル大辞泉 「割元」の意味・読み・例文・類語

わり‐もと【割元/割本】

江戸時代村役人の一。郡代代官などの指揮下に名主庄屋)を支配して十数か村から数十か村を統轄し、年貢の割り当てや命令伝達などを行った。割元総代。割元庄屋。

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改訂新版 世界大百科事典 「割元」の意味・わかりやすい解説

割元 (わりもと)

大庄屋(おおじょうや)

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「割元」の解説

割元
わりもと

大庄屋(おおじょうや)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「割元」の意味・わかりやすい解説

割元
わりもと

大庄屋

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世界大百科事典(旧版)内の割元の言及

【大庄屋】より

…領主は,領内を組,手永(てなが),宰判(さいばん)などに大区分し,それごとに大庄屋を置くことが多かった。ただし幕領では,1713年(正徳3)諸国代官への通達(全13条)の11条において,大庄屋,割元,惣代などを廃止した。その理由は,彼らへの多額の給米が村の負担となること,彼らの専断により百姓が難儀する場合が多いこと,の2点にあった。…

※「割元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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