割符屋(読み)さいふや

精選版 日本国語大辞典 「割符屋」の意味・読み・例文・類語

さいふ‐や【割符屋】

  1. 〘 名詞 〙 中世近世割符の取り扱いを業とする者。替銭屋(かえせんや)。両替衆。為替屋(かわしや)。割符人。
    1. [初出の実例]「ひろせのさいふ屋へ可立よし申候」(出典東寺百合文書‐え・寛正三年(1462)一二月一三日・新見荘代官祐清書状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む