割羽織(読み)サキバオリ

精選版 日本国語大辞典 「割羽織」の意味・読み・例文・類語

わり‐ばおり【割羽織】

  1. 〘 名詞 〙ぶっさきばおり(打裂羽織)
    1. [初出の実例]「百姓町人共、襠、高袴、割羽織を着し」(出典:太政官日誌‐明治三年(1870)一一月一四日)

さき‐ばおり【割羽織】

  1. 〘 名詞 〙 武士などの帯刀の便をはかって、羽織の背縫いの下方を縫いつけずに割ったもの。ぶっさきばおり。わりばおり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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