力及ばず(読み)チカラオヨバズ

デジタル大辞泉の解説

力(ちから)及ばず

努力したが願いや思いがかなわない。力が足りない。「力及ばず落第してしまった」
他に適当な方法がない。しかたがない。やむを得ない。
「不吉なりとてしきりに辞し申しけれども、勅命なれば―」〈平家・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちからおよばず【力及ばず】

力が足りない。 「 -一敗地にまみれる」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ちから【力】 及(およ)ばず

努力をしたがが足りない。どうにもしかたがない。是非ない。
※源氏(1001‐14頃)若菜上「ちからをよばぬ身に、思う給へかねてなむ、かかる道におもむき侍にし」
※明暗(1916)〈夏目漱石〉一五〇「力及ばず組み敷かれるたびに降参するのであった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

犯人蔵匿罪

罰金以上の刑にあたる犯罪を犯した犯人または拘禁中に逃走した被拘禁者を蔵匿したり,隠避させる罪 (刑法 103) 。蔵匿とは,隠れる場所を提供することによって,隠避とは,逃走資金や変装用具などを提供する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

力及ばずの関連情報