加佐村(読み)かさむら

日本歴史地名大系 「加佐村」の解説

加佐村
かさむら

[現在地名]三木市加佐

平田ひらた村の東に位置する。宝治元年(一二四七)一一月二日の勧学院政所下文案(経光卿維摩会参向記紙背文書)に加佐とみえる。嘉吉元年(一四四一)二月二九日、加佐の住光じゆうこう院が炎上している(「建内記」同年三月八日条)。住光院住持は浄花じようけ(現京都市上京区)を通じて魚住彦左衛門入道を訴えており、同年三月一七日に出頭命令が出されている(政所方書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android