加和屋町
かわやちよう
[現在地名]岐阜市本町・梶川町
金華山(稲葉山)西麓、七曲登山口より西へ向かい、上ヶ門町に至るまでの、戦国時代以来の本町筋(大手通)中央付近に位置し、東西に延びる両側町。革屋町とも記され、西は本町に続き、北側の町並に東から下今町・魚屋町が直交する。東方は七曲口を経て七曲峠に至る。岐阜町四四町の一で、承応町絵図に町名がみえる。岐阜由緒書(小林文書)によると、地子免許地反別八畝余、「増補岐阜志略」によれば町の長さ一〇二間、家数六一。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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