加増村(読み)かますむら

日本歴史地名大系 「加増村」の解説

加増村
かますむら

[現在地名]小諸市加増

小諸城下与良よら町と蛇堀じやぼり川を隔てて相対し、東は柏木かしわぎ村につづく。村域には縄文時代後期の竪穴式住居跡があり、七〇基余の古墳を数えた。ここの遺跡で特徴的なのは馬具類の出土が目立つことである。以後中世まではつまびらかでないが、乙女おとめ城・加増城とよばれる古城跡もある。

北国脇往還は小諸城下から蛇堀川を渡って加増村に入ると、左折して柏木村に向かう支道を分岐する。地域内には皮細工・牢番などを職とする人々がおり、小諸城下と蛇堀川を隔てて相対しているのでむかい町ともよばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 柏木

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む