加島青島村(読み)かじまあおしまむら

日本歴史地名大系 「加島青島村」の解説

加島青島村
かじまあおしまむら

[現在地名]富士市青島あおしま・青島町・錦町にしきちよう一丁目・緑町みどりちよう

永田ながた村の南東、潤井うるい川左岸に位置する。東海道が通る。寛永一八年(一六四一)幕府代官間宮将監が開発し開村したといい(駿河志料)、初め幕府領。元禄郷帳に加島青島村とみえ、高一三五石余。国立史料館本元禄郷帳によれば旗本久世領。旧高旧領取調帳では青島村とみえ、久世領。「修訂駿河国新風土記」によれば同領、家数五〇・人数二一四、石橋八、用水は潤井川の分流小潤井こうるい(十ヶ村用水)より取水、東海道の街道の長さ一六八間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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