加知 貞一
カチ テイイチ
大正・昭和期の実業家
- 生年
- 明治11(1878)年10月1日
- 没年
- 昭和6(1931)年1月5日
- 出生地
- 美濃国土岐郡稲津村(岐阜県)
- 学歴〔年〕
- 東京高師卒
- 経歴
- 明治43年中国吉林省立実業学校の教師となるが、同地方の木材資源に着目、大正3年職を辞してその企業化を図る。約3年間を費やし、時の吉林省政府及び北京中央政府に運動して伐採及び営業権を得て、更に富士製紙会社分工場の誘致、運搬用の鉄道敷設を計画したが、ロシア・中国との交渉に行き詰まり挫折する。のち吉林省に製紙会社・共栄起業が設立され、顧問として活躍するが、昭和5年病を得て帰国した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
Sponserd by 
加知貞一 かち-ていいち
1878-1931 大正-昭和時代前期の実業家。
明治11年10月1日生まれ。43年中国吉林省立実業学校の教師となるが,同地方の木材資源に着目,職を辞してその企業化をはかる。富士製紙会社分工場の誘致,運搬用の鉄道敷設を計画したが,ロシア,中国との交渉にゆきづまって挫折。のち製紙会社共栄起業の顧問。昭和6年1月5日死去。54歳。岐阜県出身。東京高師卒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 