挫折(読み)ざせつ(英語表記)Scheitern

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

挫折
ざせつ
Scheitern

ヤスパースの哲学における基本的概念で,人間がもはやその悟性や意志によって離脱することのできない限界状況,すなわち死,苦悩,闘争および責任などに直面する際に出現する宿命的な経験をいう。この折の経験において,むしろ現存在は一層深く開明され,同時に包越者にいたる道が暗号として現れる (→暗号解読 ) 。

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デジタル大辞泉の解説

ざ‐せつ【挫折】

[名](スル)仕事や計画などが、中途で失敗しだめになること。また、そのために意欲・気力をなくすこと。「資金不足で事業が挫折する」「挫折感」

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大辞林 第三版の解説

ざせつ【挫折】

( 名 ) スル
事業や計画などが途中でだめになること。 「事業が-する」 「 -感」

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精選版 日本国語大辞典の解説

ざ‐せつ【挫折】

〘名〙
① 意気込んで行なっている仕事や計画などが途中でだめになること。また特に、そのために仕事をする気力を失うこと。頓挫(とんざ)
※日本外史(1827)五「不少挫折其志
※日蓮上人(1894)〈幸田露伴〉一「挫折(ザセツ)に遇ふごとに愈々奮ひ立って」 〔後漢書‐憑異伝〕
② 勢いをくじいて弱めること。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「露国『カラミヤ』、『セハストボール』の戦に、露軍を挫折せし以来」
③ 骨などに無理な力が加わって痛めたり折れたりすること。
※良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後「肩骨の挫折は尚ほ若干日を費やさねば全治せまじとの医師の言葉である」

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