20世紀日本人名事典 「加藤省吾」の解説
加藤 省吾
カトウ ショウゴ
昭和・平成期の作詞家,童謡詩人 日本大衆音楽協会理事長。
- 生年
- 大正3(1914)年7月30日
- 没年
- 平成12(2000)年5月1日
- 出生地
- 静岡県富士市
- 主な受賞名〔年〕
- 日本レコード大賞(童謡賞 第1回)〔昭和34年〕「やさしい和尚さん」,勲四等瑞宝章〔平成1年〕
- 経歴
- 昭和13年「可愛い魚屋さん」を発表し、同年音楽新聞社入社。16年音楽之友社創立発起人、日本音楽文化協会「音楽文化新聞」編集長となる。21年「ミュージックライフ」を創刊し編集長。同年「みかんの花咲く丘」を発表、川田正子が歌って大ヒットする。33年頃から40年にかけてヒットしたテレビ映画「快傑ハリマオ」「笛吹童子」「ジャガーの眼」などの主題歌の創作を手がけた。他に「りんどうの唄」「やさしい和尚さん」などの作品を発表し、詩集「みかんの花咲く丘」、「日本童謡百曲集」(全5巻)などの著書がある。また61年71歳で演歌歌手としてデビューし、話題を呼んだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報