加藤重吉(読み)かとう じゅうきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤重吉」の解説

加藤重吉(2代) かとう-じゅうきち

?-? 江戸時代後期陶工
初代加藤重吉の子。尾張(おわり)(愛知県)瀬戸村の人。文化3年(1806)父の業をつぐ。肥前各地で製磁法を習得して4年に帰村した加藤民吉にまなび,染め付け磁器を完成させた。

加藤重吉(初代) かとう-じゅうきち

?-? 江戸時代中期-後期の陶工。
享和元年(1801)尾張(おわり)(愛知県)瀬戸で磁器造りがはじまったとき,率先してこの業に転じた14人のひとり。以降染め付け磁器の製作にしたがった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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