( 1 )①の意は通常「ねぐ(祈)」に含めて考えられているが、「時代別国語大辞典‐上代編」の、他の心を慰めいたわる意を原義とし、上位に対するとき願う意に、下位に対するときねぎらう意になるとする説に従う。「続日本紀」に「禰宜」の表記のある、神職の「ねぎ」も、この上二段活用動詞①の連用形の名詞化とすれば、「宜」が乙類の文字であるのとよく合う。
( 2 )②は、連用形語尾の「疑・宜」が乙類の文字であるから、四段活用ではなく上二段活用と認められる。
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...