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和魂 ニキタマ

デジタル大辞泉の解説

にき‐たま【魂】

《後世は「にぎたま」とも》「にきみたま」に同じ。
「大君の―あへや豊国の鏡の山を宮と定むる」〈・四一七〉

わ‐こん【和魂】

日本人固有の精神。やまとだましい。

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世界大百科事典 第2版の解説

にぎみたま【和魂】

和御とも書く。日本の神霊観の一つ。荒魂(あらみたま)に対していう。神霊は異なる霊能をもつ霊魂の複合によってはたらくという信仰のあらわれで,和魂は主として神霊の静的な通常の状態における穏和な作用,徳用をさす。これに対して,荒魂は活動的で勇猛,剛健な作用をさしていう。人の日常の行為にも平静と活動との二面があるが,その作用をおこさせる原動力は個別に存在するものと考えられ,神霊も平常のときには一つの神格に統一され別個のはたらきは見せないが,時と場合に応じて分離し,単独に一個の神格としてはたらくものと信じられたのである。

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大辞林 第三版の解説

にきたま【和魂】

〔後世「にぎたま」とも〕
和御魂にきみたま」に同じ。 「大君の-あへや豊国の/万葉集 417

わこん【和魂】

日本人に固有の精神。やまとだましい。

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世界大百科事典内の和魂の言及

【荒魂】より

…物事に対して激しく活動する神霊をいい,和魂(にぎみたま)に対して称する。古く日本人は神の霊魂の作用および徳用を異なる作用を持つ霊魂の複合によると考えた。…

【神】より

…氏神は,氏族を守護する典型的な守護霊の機能をその基盤にもっているのである。ところでタマの立場から見た場合,古代には和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)の対立があった。タマが人知を超えた力を発揮すると,それはモノノケ(物の怪)の出現ととらえられ,別にタタリ(祟り)と表現された。…

※「和魂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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