動物形態観(読み)どうぶつけいたいかん

精選版 日本国語大辞典 「動物形態観」の意味・読み・例文・類語

どうぶつ‐けいたいかん‥ケイタイクヮン【動物形態観】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] zoomorphism の訳語 ) 宗教現象の原初的形態の一つ。未開民族・古代民族が、崇拝の対象を動物の形で表わす観念。動物は他の何かの化身としてではなく、神的なものそれ自身と考えられた。完全な動物形態観と半獣半人の人獣形態観とが区別される。古代エジプトにおける、鷹の頭をしたホルス神ほか雄羊・山犬・トキの崇拝を典型とし、各地にみられる。トーテミズムとの関連で理論構成されることが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む