勘定縒(読み)かんじょうより

精選版 日本国語大辞典 「勘定縒」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐よりカンヂャウ‥【勘定縒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 穴あき銭の銭さしに用いたのでいうか、また、観世縒(かんぜより)の変化した語か ) こより。
    1. [初出の実例]「勘定捻(カンジャウヨリ)の紐にて、曲形(いがみなり)にひっかけしは」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む