勝味(読み)カチミ

デジタル大辞泉 「勝味」の意味・読み・例文・類語

かち‐み【勝(ち)味】

勝てる見込み。勝つ可能性。勝ち目。「勝ち味が薄い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「勝味」の意味・読み・例文・類語

かち‐み【勝味】

  1. 〘 名詞 〙 勝負に勝つ見込み。勝ち目。また、積極的に攻めて勝とうとする気持
    1. [初出の実例]「敵は多勢、味方は無勢、其うへ不知案内の難所(なんじょ)、千に一つもかちみなし」(出典浄瑠璃吉野忠信(1697頃)五)
    2. 「駒が始終勝味に出てあの重い横綱をこつき回した大元気は」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸、梅時代から太刀、駒時代へ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android