勝村翠滴(読み)カツムラ スイテキ

20世紀日本人名事典 「勝村翠滴」の解説

勝村 翠滴
カツムラ スイテキ

大正・昭和期の華道家 真華流会長。 真華流の創始者。



生年
明治37(1904)年4月1日

没年
昭和53(1978)年2月18日

出生地
奈良県

本名
勝村 久子

別名
別号=翠華

経歴
華道を志し、大正7年華道家の大浦月舟に入門。12年には御室流の師範免許を授けられ、次いで昭和17年には御室華道総華老職となった。27年御室流から分派して新たに真華流を創始し、その会長に就任。また、真華流華道学院を開設し、弟子の育成に力を注いだ。その他、郷里奈良県の花道会常任理事なども歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝村翠滴」の解説

勝村翠滴 かつむら-すいてき

1904-1978 大正-昭和時代の華道家。
明治37年4月1日生まれ。大正7年大浦月舟に入門。12年御室流(おむろりゅう)師範免許を取得。昭和27年御室流から分派して真華流をつくる。真華流華道学院を設立し,学院長となった。昭和53年2月18日死去。73歳。奈良県出身。本名は久子。別号に翠華。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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